今回は誰しもが悩む乳児湿疹について、経過の写真とともに治し方をお伝えできればと思います。
筆者も子どもの新生児ニキビに悩み、いろんなツールで検索しました。酷い乳児湿疹に悩んでいる方の参考になればと、経過の写真多めでお伝えしたいと思います。
乳児湿疹とは
生後2週~2.3ヶ月に多く見られる皮膚炎の総称です。
皮脂の分泌過多の場合、乾燥によるもの、よだれや汗によるものなど様々な原因が考えられます。
今回ご紹介するのは・・・
低月齢の赤ちゃんに多く見られる湿疹。
皮脂の分泌がさかんな、頬、髪の生え際、おでこなどにできることが多い。
生後すぐの場合は、母親のホルモンの影響により、一時的に皮脂の量が増えて湿疹ができやすくなる。
赤くプツプツしたもの、カサカサしたり、ジュクジュクしたりする場合もある。
私の子どもの写真です。退院してきて2週間でこのような肌状態になってしまいました。
分りづらいかもしれませんが、両方のほっぺ、顔周りにポツポツとできています。
写真はあまり酷くないように見えますが、実際はもっと赤みがあり、頬を中心に、全面にあったので心配でした。
新生児ニキビを治すためにやったこと5選
新生児ニキビを治したくて、たくさん検索したり、インスタを見ました。
効果のありそうなもの、気になったものは片っ端からやったので、実際に効果があった物をご紹介します!
1日2回、全身を洗う
朝と夜に沐浴することを徹底しました。軽傷の湿疹であればこれでだいぶ良くなります。
新生児ニキビは皮脂が過剰に出てしまっているので、しっかりと泡で洗うことが大切です。
少し治り始めた頃に、毎回沐浴の準備をするのが大変なので・・・朝のみガーゼで拭くやり方に変えてみたところ、すぐにプツプツとできだしました。やはりしっかり泡で洗うことが大切なようです。
私は当時アラウベビーを使用していましたが、しっとりタイプ、低刺激用も出ているようです。なるべく優しい石けんを選ぶことをおすすめします。
今はアロベビーのものが肌に合うので、ベビーソープを購入して使っています。
シャワーで顔を流す
泡で全身を洗った後、シャワーで流してあげるだけです。
ポイントが顔もしっかりシャワーで流すことです。
石けんのすすぎ残しは肌に大きな刺激がかかります。洗うことより時間をかけて流してあげましょう。
もう一つ良いことは、水を怖がらない子どもになること!
筆者の子どもも退院してからすぐ顔をシャワーで流していますが、最初の方は嫌がっていたもののすぐに慣れてくれました。保育園のプールや沐浴で水嫌い、顔にかかるのが嫌という子どもが多かったので是非おすすめします。
1日3回以上、保湿をすること
これが1番大切です。
ニキビなのに保湿必要なの?と思うかもしれませんが、洗顔したあとは絶対保湿が必要です。
洗顔後の肌はとても敏感になっています。乾燥や紫外線などの外的要因から皮膚を守るためにも保湿を徹底しましょう。
肌のバリア機能が低下して、刺激を受けやすい肌になってしまいます。
国立成育医療研究センターの発表で、
新生児から保湿を塗り続けることで、アトピー性皮膚炎の発症を30~50%抑えることができるという研究結果が出ています。
皮膚炎を発症した子は、していない子に比べて7.28倍も食物アレルギーになるリスクが高いのです。
このことから新生児からの保湿が近年重要視されています。
私は夫が軽いアトピー肌なので、特に保湿には手をかけています。
朝晩の入浴後以外に昼に1回で、計3回は保湿していました。
塗り方は、手のひらで温めてから、全身にたっぷり塗っています。髪の地肌にも塗るのをおすすめします。
おむつ替えの度にやる方もいるそうなので、赤ちゃんの皮膚の荒れ方を見て決めるといいです。最低でも3回は必要です。
※ニキビが治った今では、肌の状態を見ながら朝晩の2回の保湿に切り替えています。
良い成分の保湿剤を選ぶ
保湿剤はいろんな種類があり、安くてもたくさん塗れば大丈夫だろうと思っていました。
肌荒れしていたときは薬局で売っている、
キューピー ベビースキンミルクを使っていました。
お値段も安めなので、1回の塗布を多めに使用していましたが、すぐしっとり感がなくなってしまうような使用感でした。
肌荒れしてから色々と調べ、アロベビーミルクローションを購入しました。
インスタグラムで調べていたときに、新生児ニキビに効くと知ったので、わらにもすがる思いで買ってみたところ。使用から2・3日後に、赤みが収まってきました。
これが3日後の様子です。プツプツはありますが、赤みが収まっているのが分かると思います。
今、娘が何でも口に入れてしまう時期なのですが、100%天然由来成分で作られているらしく、安心して全身にぬることができます。
クリームは固めのミルクローションなので、厚めにつけると、すこし白く残りますが、しっかりと塗り込めば浸透します。
時間が経ってもうるおいが消えることがなく、最近は朝晩2回の保湿に変えていますが、
朝に塗ったクリームが夜でもしっとりしているくらいです。ずーっとしっとりしています!
持ち歩きにもスリムなサイズ感なので、実家に行く時はこれだけ持って、私も一緒に使っています笑
楽天やアマゾンでもありますが、公式で買うと2300円→980円で購入できるので、私は公式で購入しています。
毎日娘の顔を見て、本当に悩んでいた、新生児ニキビがこれで治ったといっても過言ではないので、ぜひ保湿クリームに悩んでいる方は試してほしいと思います!
爪は短く切っておく
皮膚に炎症が起きているときはかゆみがでて、かいてしまうことも多いので、爪はこまめに切ってあげるといいです。
特に赤ちゃんは伸びるペースが速いので、3・4日を目安に確認してあげましょう。
赤ちゃん用のミトンもありますが、赤ちゃんは手や足から余分な熱を放出するので、覆わないほうがいいです。
手の動きも妨げてしまい、感触から得られる刺激が減ってしまうので、やめましょう。
子どもの肌荒れ経過
上記のやり方を徹底して4ヶ月経過しましたが、今の肌の状態は
もうツルツルです。その後はニキビも治まり、肌の質感もしっとりしていて良い状態を保てていると思います。
余談ですが、アロベビーのボトルが好きな我が子・・・近くに置いてあると自分から手を伸ばして、あむあむしています笑
※写真のミルクローションはビックサイズです。
以上が肌荒れを治した5選と経過の様子になります。
筆者も娘の肌あれに悩まされて、いろいろな商品や、やり方を試したので、皆さんの悩みが少しでも解決できると嬉しいです。
一般的に、乳児の肌荒れは酷い様子が1週間続くようであれば、受診することがお勧めです。
あまりにも酷いと、強い薬を使用しないと治らなくなり、副作用や痕が残ることも出てきてしまうので、すぐ受診しましょう。あくまでも自宅でできるスキンケアとして捉えてください。
今では、肌に合うものが分かった娘のために、ボディーソープも日焼け止めもアロベビーを使用しています!
使って良かった日焼け止めの比較レビューも記事にしていますので、ぜひんご覧ください。